一般・小児歯科
虫歯について
虫歯の成り立ちと症状
虫歯の症状は5段階に分けられます。
| 軽度
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C0 脱灰 ![]() |
・自覚症状がない ・適切な処置により、再石化。治癒も可能 |
C1 エナメル質の虫歯 ![]() |
・痛みはない ・進行を防ぐため、エナメル質を削り詰め物を入れることもある |
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C2 象牙質の虫歯 ![]() |
・甘いもの、冷たいものがしみる、熱いものがある ・虫歯を削り、詰め物を入れる |
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C3 神経に達する虫歯 ![]() |
・耐えがたい激しい痛み ・神経を取り、被せ物を被せる |
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C4 根まで進行した虫歯 ![]() |
・神経が壊死して膿がたまる ・場合によっては抜歯する(補綴治療が必要になる) |
虫歯はプラーク(歯石)によって歯が溶かされる病気です。どんなにブラッシングしても、虫歯がある程度まで進行してしまうと元には戻りません。何か症状や痛みを感じたら、早めの受診をおすすめします。
定期検診
治療したあと、きちんとケアしなければ、虫歯や歯周病は再発してしまうことがあります。治療が済んだからといって油断はできないのです。再発して治療を重ねると、その歯はもろくなり、最終的に抜歯することになる場合もあります。治療後は、再発の予防、そして早期発見のためにも、定期検診を行いましょう!
小児歯科

お母さま、お父さまへ
子供の歯の特徴と虫歯のでき方
・子供の歯や生えたての永久歯は、多孔質(穴がたくさんあいている状態)なので、虫歯にかかると非常に進行しやすい性質を持っています。また、神経の占める割合が大きく、歯髄炎(C3)になりやすいといわれています。
・プラーク(歯垢)に糖が作用すると、口の中のPHが酸性側へ傾き、臨界PHが5.4以下になった時に歯を溶かしはじめます。唾液の作用で、歯が自然に臨界PHまで戻るのに、約40分かかります。つまり、糖の摂取回数が多ければ多いほど、歯は酸性状態が続き、虫歯にかかりやすくなるのです。
・砂糖(ショ糖、ブドウ糖)を多く摂取しはじめた年齢が早いお子様ほど、虫歯になりやすい傾向にあります。そのため、糖の摂取量と回数の改善が必要です。
虫歯になりやすい食品
| 虫歯になりやすい | 虫歯になりにくい |
| 1.炭酸飲料、コーヒー牛乳
2.チョコレート 3.ビスケット、ウエハースなど 4.スナック菓子 5.キャラメル、飴など 6.ケーキ類 |
1.果物(特にリンゴ、イチゴ) 2.ゼリー 3.せんべい 4.ホットケーキ 5.野菜類 |
・1日の糖の摂取量の目安(日本歯科医師会より)
0~5歳:20~30g
5~9歳:30~35g
・3回の食事(朝、昼、晩)に含まれる糖の平均摂取量
約15~20g
虫歯になりやすい箇所
- 1. 上下の歯がかみ合う場所(咬合面、小窩裂溝[しょうかれっこう])
- 奥歯は汚れやすく、特にかみ合わせの面の溝は汚れがたまりがち。虫歯菌の格好のすみかとなる。
- 2. 歯と歯が隣り合う場所(隣接面歯肉側)
- 歯と歯の隙間には汚れが深く入り込むため、虫歯菌にとって、繁殖に最適な場所となる。そしてその虫歯菌は、汚れを養分にして、どんどん増えていく。
- 3. 歯と歯肉の境目(歯頸部[しけいぶ])
- 歯面の隅で、歯ブラシがあたりにくい場所。汚れが残りやすく、そこに虫歯菌がすみついてしまう。

生活習慣の改善
糖の摂取回数、量を減量する
例) ・間食の回数を減らす。
(お菓子は決まった時間にあげる、食事前にはお菓子をあげないようにする)
・夜のブラッシング後は、母乳も含め、ジュース、牛乳を飲ませないよう心がける
・おやつ時の飲みものは、お茶類が望ましい
ブラッシングの仕方を変える
例) ・順番を決めて磨く(一筆書き磨きなど)
・フロス(糸ようじ)を、1日1回通す(虫歯になりやすい奥歯、上の前歯)
・ブラッシング後は、かならず仕上げ磨きをしてあげる(小学校3年生まで!)
・染め出し液を使ってブラッシングする
代用甘味料の活用
◎糖アルコール(糖質甘味料)に代表される、代用甘味料への変換
※キシリトール、ソルビトールなどの糖アルコールは、歯を溶かす酸「デキストリン」を生成しません。そのため、虫歯にはほとんどなりにくいといわれています。
シーラント、フッ素の応用

- 幼若永久歯(生えてから約1年間の歯)や、乳臼歯の裂溝への予防填塞(シーラント)を行う。
※保険適用です。 - フッ素を活用し、フッ素洗口を行います。
※フッ素塗布は、2~3ヶ月毎に継続して行うと効果的です。
フッ素洗口・・・・フッ素洗口とは、フッ素(フッ化ナトリウム)入りの洗口液で口をすすぐことで、むし歯を防ぐ方法です。フッ素には歯の再石灰化が促す効果があり、エナメル質のフルオロアパタイトを増加させ、歯質を強化します。継続して行うことで高い効果を発揮します。
フッ素を塗布している、キシリトールを食べているからといって、虫歯にならないわけではありません。日常のブラッシングや正しい生活習慣、つまりセルフコントロールが虫歯予防には一番重要なのです。このことをきちんと理解したうえで、フッ素やキシリトールを上手に取り入れましょう。
また、乳歯は永久歯に生え替わるからといって虫歯になっていいわけではありません。乳歯の時に虫歯が多いと、虫歯菌が増えている状態の口腔内に永久歯が生えてくることになるので、その永久歯もまた虫歯になりやすくなるのです。
※くろだデンタルクリニックでは、フッ素塗布を検診(初診、再診)時に無料サービスしています。
お子様の将来のためにも、虫歯ゼロを一緒に目指しましょう!
| フッ素塗布 | シーラント | フッ素洗口 |









